レポート

2016/1/5(火) LLダンスコンテスト決勝大会 審査員総評

2016.01.11

MASA(GRAND SOUL)

総評はブログをご覧ください。

小学生部門

中学生部門

一般部門


708(Soulm8)

LLダンスコンテスト決勝大会
ファイナリストの皆さんお疲れさまでした!

 これから3月まで決勝大会&卒業シーズン。
チーム解散したり、スクール辞めたり、先生の元を離れたりする事もあると思います。

最後に優勝したり満足いく結果を残せる人はほんの一握りです。
悔しい想いを残したまま今シーズン終わる人がほとんどだと思います。

たとえ悔しい気持ちでも、先生の元を離れる時は「ありがとうございました!」と心を込めて伝えて下さい。別れる時が1番大事。

そして先生の元を離れて、いつかどこかで再会した時、必ず自分から走って先生のとこに行ってあいさつして下さい。

「おはようございます!」
「お疲れさまです!」

久々に先生に会う時って緊張すると思いますが、隠れちゃうのが1番良くないと思います。

大丈夫。挨拶してもらって嫌な気持ちになる人はいません。
(^ ^)

今の先生の元で頑張っている人達も、昔お世話になった先生達の事を思い出して下さい。

いい別れ方をしなかった人も、2016年は気持ちを新たに、お世話になった人達と再会した時は是非自分から挨拶しましょう。
(^o^)

コンテストやバトルで入賞したり、オーディション合格したり嬉しい時、SNSでお世話になった先生一言報告するととても嬉しいと思います!

 LLダンスコンテスト
予選から決勝大会まで審査員させて頂きました。

しづにゃんさんありがとうございます!

ダンスシーンを支える超リスペクトの審査員皆さんありがとうございます!!

そしてLLダンスコンテストエントリーしてくれたすべての皆さんありがとうございました!!!!


MAA(Rockwilder)

お疲れ様さまです!MAAです!

総評でも言いましたが、今回の決勝で表彰のステージに上がれた子達に言いたい事があります。

結果が出せた事は素晴らしいし、素直に喜んでほしいです!

ですが、それは自分の力だけではなく、サポートしてくれた家族。そしてチームメイト、そして先生。

これらの協力なしでは成し得なかった事だと思います。

もちろん自分の努力の成果でもあるとは思いますが、結果=自分の実力って思いすぎて、天狗になってはダメだという事です。

自分だけの実力というのであれば、誰のサポートも受けず、自分のみでチャレンジして結果を残せた時は、胸を張って、自分の力だ!言っても言いと思います。

サポートありきでチームをやってる時は、チームの結果はあくまでもチームの結果であって、それだけで満足して、個の力を上げる努力をしないという事を、絶対にやってほしくないです。
そこを強く言いたいです!

とまあ、厳しめになりましたが、入賞しなかったけど、個の力では十分に入賞に値する踊りをして子もいたのも事実です。

そんな感じで、自分の総評とさせて頂きます。LL DANCE CONTESTにご参加くださり、本当にありがとうございました!


SATOMI

どの部門のチームも皆、練習を重ねた結果の最高のパフォーマンスだったと思います!
構成も面白く表情も豊かで最初の板付から気合いがジャッジ席に伝わってきました。

ただ1曲目の気合いが2曲目以降少し下がってしまった感があったチームが何チームかあって残念だったかなと思います。
振りを踊るのは勿論ですが
踊りきる体力、踊りきる気持ち
。。。メンタルですね、もっともっと日々鍛えてもらえるといいと思います。

それから私はJAZZなのでJAZZチームにはどうしても言いたいのですが、爪先と指先がどうしても伸びてないのが気になります。それと姿勢は綺麗なのに
足が揃ってないなど。
これも先ほど言った事と同じですが、日々の練習、意識で鍛えられると思います。

 素晴らしい一年の始まりなので
受賞チームも惜しくも逃したチームも、この決勝をきっかけにまた一からスタートして頑張って欲しいです。
ありがとうございました!


SAYAKA(DOLLHOUSE)

皆様お疲れ様でした!
さすがファイナル!という見応えのある一日でした(^^)
全体としてはレベルの高いチームが多くなったと思います。チームとしてのユニゾンの揃えや「うまく見える」振り付けや見せ方の出来るチームが多くなって来ていると思いました。

その中であえて気になったのが根本的な「基礎」が欠けているダンサーが結構いたことです。

JAZZで言えばせっかくテクニックで足上げやターンを入れているのにつま先やヒザが伸びていない。ブレる。HIPHOPHOUSEなどでリズムを感じない、アップダウンが見えない。ヒザや足首がかたい。など(振り付けは上手なんですよ)。

これだけ情報がある時代なので、映像や色々なショーを見て、表面的な「カッコ良さ」はイメージ出来たり研究もそれぞれにしていると思います。雰囲気などは眼を見張るほどカッコいいダンサーも多いです。ですが、ファイナルで賞を取るには基礎があった上でのそれで、逆を言えばここまで来て基礎の無さが見えてしまうのは問題外です。

私の中で賞に入ったチームはまず土台(基礎基盤)がしっかりしていて、なおかつモチベーションが高く、創り込み踊り込んでいる(流行りだけでなく、こだわりやチームカラーが見える)チームでした。

 基礎は毎回同じこと、地味な事が多いですが、《やり過ぎ》はありません。積み重ねただけ身になるし大切さに気づきます。先生や審査員はひとつの動きを見ればわかってしまうので、大切にして欲しいと思いました。

 当日ステージでお話くださった審査員の先生方、それぞれの審査員の方の総評を活かしこれからも頑張ってください(^^)
もし読んでいたら、予選で敗れたチームやこれから挑戦を考えてるチームなども参考にしてくださいね☆

最後に、予選、決勝出場した全てのチームに、ありがとうございました!


Caori(VIOLET)

FINALということもあり全体的に見応えがあり、最後まで楽しくジャッジさせて頂きました。

 今回はチームダンスのコンテストなので特に『チーム力』というところを意識して見させてもらいました。振り付けが揃っているとかも大事ですが、振り付けが揃ってなくても息が合っているというのがチーム力だと私は思っています。特に中学生部門のGLOWはステージの空気が動くぐらい息が合っていました。8 NORTH GATE Jr.もよかったです。

 振付師としては小学生部門は入賞していないけど見ていて勉強になる良い作品が多かったです。アクティング的要素が入る作品はもう少しその意図が伝わるようにしたら良いんじゃないかと思いました。

 あと、JAZZの要素が少しでも入るチームは踊りより基礎を大事にして欲しいです。特にターンのアームスが気になりました。

 今回の結果が全てではありません!ここからがまたスタートだと思います。全チーム、FINALISTになれたことに誇りを持ってください。素敵なダンスをありがとうございました!


ゆーさく(虹伝)

まず個人的な審査の際の心境を言いますと、両部門とも2位以上の2チームはすんなり決まってその中でどちらを上にするかを多少迷った程度と、34位ははっきり決められて、あとは少し迷いました。
その結果がほぼ最終的な結果にも反映されてました。

この先はこんな考え方をする奴が審査していたんだな、程度に聞いてみてください。
コンテストで結果を狙うという事に絞って意識しているのはトータルバランスです。
大きなミスが何個もあってもそれを凌駕するいいポイントがあれば優勝してしまう事もありますし、逆にノーミスでも良い所が無いと、何にも評価されなかったり、、
単純に一番いいのはノーミスで良い所も沢山ある状態だと思いますよね、そう考えると個人でできる事は何でしょうか、
ミスを減らす、これをみなさんやっていますよね。

その先の自分の個性を周りに伝える(コミュニケーション?ソロ?バトル?)という所までやると一つ上に上がると思います。
それと関係があると断言はしませんが、今回の上位者はソロやバトルで一度は見かけていたり、自分達で振り付けした事があったり、とそんな子達が多かったように思います。

 そこから先クオリティをあげたり、みんなを生かして、どうひねくれたり、裏をかいたり、突き抜けたりするか、一番大変なところは振り付けしている人が考え指導する事なので、大変ですが個人でやれる事は意外と絞れてます!先生がいる子供達は信じて目の前の事にがむしゃらになればいいと思います!

 努力していない子供達、親御さんはいないと思います。みんなの努力が何かの形で評価される事を祈っています!

一般部門
評価は難しかったです。
大人な分しっかりと自分達を持って出てきている所は多かったのですが、
自分たちのやりたい事にこだわればこだわるだけそこを理解してもらえる人は減るという現実があると思います。

一発勝負の、しかもコンテストである以上、伝え方を考えないと評価にはつながらないのかなと感じました。

シンプルに伝える部分があってこそこだわりも伝わると思うので、理解してもらいたいならば、自己満足で止まらずにしっかりとした作戦を練る事が大事だと思いました。

 その中でZeus!!はいい意味でキッズやジュニアには備わってる素直な勢い、パワーがちゃんとあって、優勝につながったと思います。

ですがこだわりや自分達という部分で優勝チームよりいいチームはたくさんありましたので、引き続きこだわり続けて欲しいなと思います!


TSUYOSHI

ジャッジをさせていただいたTSUYOSHIです。
今回、小中一般と決勝大会だけあって、とても見応えがあり
楽しくジャッジさせていただきましたm(_ _)m
小学生部門はもっと振付の先生の伝えたい事、先生のやりたい事をもっと聞いたら
もっと良くなると思います。

中学生部門は作品に対して気持ちだったり、流れをしっかり作れるとより良くなると思います。

一般部門は自分達で振付してるチームだったりが多いと思うので、先生が居ない分その踊りの作品をしっかり見つめてイロイロと波形のある踊りを更に今後、追求して欲しいと思いました。

全体的に結果が出ても出なくても今やってるスタイルなどを今後もしっかり追求して欲しいと思います。

すぐでは無くても、しっかり踊りや結果などに付いてくると思いますので今後も頑張ってください。

また、次会った時に成長してる皆さんに会えるの楽しみにしてます。

お疲れ様でした。


Mana(クロコダイル)

決勝大会お疲れ様でした。入賞チームの皆さんおめでとうございます!そして今回は決勝大会、出場されていた皆が各月の予選を勝ち抜いたファイナリストだったのでレベルも高く、とても見応えあり私自身も凄く勉強させていただきました。
しかし勝敗についてはどの大会でもそうですが勝つチームは板付から踊り出しのオーラ、気迫が格段の差でした。
コンテストを日々見ていてわたしが感じるのは、チームコンテスト(キッズ)は特にチームワーク(環境、関係、意識全て)が丸裸でステージに露呈すると思っています。日々スキルを磨くのは大前提として、やはり作品を作っていく上で勝つ為?成長する為?主張する為?何にせよ一つの作品を大会に送る前に、一番近くに居る子供達自身、親御さん、先生の関係性が人の(ジャッジの)心を動かす核を作っているんだなと感じます。

愛情、信頼、情熱。コンテストに出場し続けるのは時間もお金も気持ちも、容易い物では無いと思うので、大好きなダンスをどうしたら気持ちよく全力を注げるか見つめ直してみることがチームワークに繋がるのかなと思いました。
子供達は、先生を信じて。皆が踊る作品のどこが良いのか悪いのか、どう改良したら皆が良く見えるか、先生達は日々皆の顔を思い浮かべながら考えてるはずです。受け身にならず迷ったら聞いて、一緒に考えて、それぞれ良くして行けたらいいのかなと思います!私自身も皆のパワフルなダンスを見る事が出来てとても貴重な時間を頂きました。
ありがとうございました!


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